愛知県腎臓病学校
検診マニュアル
学校検診マニュアル
愛知県腎臓病学校検診マニュアル
《小児CKD》
愛知腎臓財団では平成20年4月に慢性腎臓病(CKD)対策協議会を立ち上げ、専門部会の一つとして小児CKD対策専門部会を設置しました。
それを機に、学校及び校医の先生方を含めた各医療機関での対応を統一化、簡略化し、愛知県の慢性腎臓病の子どもたちに標準化された診療を提供し、将来末期腎不全となって透析や腎移植を受けなければならない子どもたちを一人でも少なくするために、愛知県医師会、愛知県教育委員会、小児腎臓病専門医他のご協力を得て、平成21年に『愛知県腎臓病学校検診マニュアル』を作成し、その後平成28年に改訂第2版を作成しました。
今回はこの改訂版『愛知県腎臓病学校検診マニュアル 改訂第3版』を作成しました。
また、初版の『愛知県腎臓病学校検診マニュアル』を作成した平成21年以降、全国的な腎臓病検診活動は盛んに行われ、令和3年3月に、日本学校保健会では『学校検尿のすべて-令和2年度改訂』が上梓され、日本小児腎臓病学会・小児CKD対策委員会が中心となって平成27年に作成された『小児の検尿マニュアル』は現在改訂中で令和4年に出版される予定です。
これらと整合性のある『愛知県腎臓病学校検診マニュアル』の改訂が必要と考え、新しいエビデンスも可能な限り取り入れて第3版となるマニュアルを作成しました。